名瀬徳洲会病院にて誕生した新生児達をご紹介致します。


by ntbirthday

学会発表

先日、長野県でへき地・離島救急医療研究会という学会がありました。

日本全国のへき地・離島でがんばっておられる産婦人科の先生方が一堂に会し、日本のへき地・離島の産婦人科医療の諸問題について話し合う学会でした。自分は「奄美群島の周産期医療の問題点と長期展望について」という演題で発表をしてきました。

奄美群島には分娩施設が少ないことや救急搬送の大変さなどの問題を多く抱えており、島の妊婦さんがいろいろ苦労されて妊娠・出産生活を送っていることを医療者として日々感じています。そしてそれを支える医療スタッフも常に不足しており、疲弊している状況があります。私も当院の唯一の産科常勤医であり、お産が毎晩重なると、寝不足でふらふらになることもあります。体力的に限界に感じることもあります。そんな私を日々支えてくれる原動力が、やはり島の妊婦のみなさんやご家族の出産後のほっとした表情や笑顔、そして生まれてきた赤ちゃんの元気な泣き声やかわいい姿です。しかしそのような中でも、私自身のモチベーションの維持という点では限界を感じつつあったところでした。

学会では、わずか6分という発表時間に自分の奄美に対する思いを凝縮し、下手なプレゼンではありましたが、これまでの私の取り組みや奄美に対する思いを一生懸命伝えてきました。正直、発表に自信はなかったのですが、発表後はいろんな先生方から励ましやアドバイスをいただきました。今後の新たな展開になりそうなアイディアもいっぱいいただき、とても有意義な時間を過ごせました。またへき地・離島でがんばっている先生方が他にもたくさんいることを知り、自分は一人ではないこと、他にも仲間がたくさんいらっしゃることを心強く感じた次第です。今後、お互いのDrや助産師同士の交流など、新たな試みに取り組んでいけたら、と思っています。

妊婦や患者さんのみなさん、当院の診療や対応において、いたらない面は多々あるかと思いますが、当院でお産してよかった、受診してよかったと思ってもらえるようスタッフ一同、がんばっていきますので、どうぞこれからもよろしくお願いします。
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by ntbirthday | 2011-10-19 06:00 | 活動